KGE THE SHADOWMEN 20曲の客演集【2021年版】
もくじ
- 1 SHADOWMEN LOVES COMPANY
- 1.1 B.D. / NINJA TUNE”feat. KGE THE SHADOWMEN & MIKRIS
- 1.2 GAGLE / 和背負い feat. KGE THE SHADOWMEN & 鎮座DOPENESS
- 1.3 GAGLE / 舌炎上 feat. KGE
- 1.4 常磐DOPE / 風評被害 feat. KGE THE SHADOWMEN
- 1.5 HAIIRO DE ROSSI / Cuz I’m Jazzy feat. KGE THE SHADOWMEN
- 1.6 Ground Zero / SIMON Feat. KEN-U & KGE THE SHADOWMEN
- 1.7 Kelpie / 究極の選択 feat. KGE THE SHADOWMEN
- 1.8 MEGA-G + T. TANAKA / PEACE TO DA HARDCORE feat. 仙人掌, KGE THE SHADOWMEN & DJ TY-KOH
- 1.9 MIKRIS / THINK feat. KGE THE SHADOWMEN
- 1.10 DABONGZ / B.O.B feat. MARS MANIE, KGE, G-SPICE, JBM & GOCCI
- 2 コンピレーションアルバムの客演参加は2曲
- 3 BEAT MAKER物の客演参加の思考とマインド
- 3.1 DJ BEERT & Flammable / Rap Maschine feat. KGE THE SHADOWMEN
- 3.2 6th Generation / 火怨 feat. HUNGER & KGE
- 3.3 DJ SEIJI (SPC) / 独尊 (最後のサブマリン) feat. KGE THE SHADOWMEN
- 3.4 GRUNTERZ / FUNKY BEE feat. KGE the SHADOWMEN & SHEEF the 3RD
- 3.5 MURO / Rock Baby Rock feat. JBM, KGE, MIKRIS & B.D.
- 3.6 MURO / AYO! BLUES feat. INCREDIBLE MC’s(KGE, JAZZY BLAZE & BES)
- 3.7 8ronix – SOHAKU feat. KGE THE SHADOWMEN
- 4 その他 お気に入りの客演曲
- 5 まとめ
- 6 最後に
SHADOWMEN LOVES COMPANY
これまで数々のアーティストの作品に客演として参加させて頂きました。
客演で披露するラップって、「かっこ良くて、いけてるラップをする」は勿論当然なのですが、それだけではなく、一緒に制作する人とのバランスもすごく重要だと思ってます。
以上を踏まえまして、今回はこれまで客演として参加させて頂いた数々の名曲を20曲集めてみました。
もし知らない曲や、知らないアーティストがいた場合、こんな曲あったんだ!こいつ誰だ!超かっけ〜!
と、これを機に皆様の知る機会となれば幸いです。
B.D. / NINJA TUNE”feat. KGE THE SHADOWMEN & MIKRIS
DEV LARGEさんから頂いた言葉
三者三様、それぞれのスタイルが凄くいい感じでマッチした曲だと思います。
この二人には絶対負けたくない、と言う思いで、リリックを書き、それに追随するよう、わざとらしいほどに、抑揚のあるFlowを頭の中で描きながら作成しました。
B.D.の最初の出だしを、自分の出だしでもなぞり、MIKRISも同じくなぞるという隠れたトリックなどもあり、改めて聴いて頂くとさらに面白いコンビネーションとして楽しんで頂けるんじゃないかなと思います。
あと、何が最高だったって、ワンバース目、ツーバース目と、散々忍者で統一してきたのに、最後の最後でMIKRISがボクサーになっちゃった所が最高だったと、色んな人から言われます。
それと、生前のDEV LARGEさんからこんな言葉をいただいた事は、今でも地道に活動を続けていられる糧となっています。
コンさんにお勧めしてくれたSTILL DIGGIN’のDJ VIBLAMさんにも感謝です。
B.D. “NINJA TUNE” feat. KGE THE SHADOWMEN, MIKRIS (Official Video)を見る
GAGLE / 和背負い feat. KGE THE SHADOWMEN & 鎮座DOPENESS
鎮くんへの後出しじゃんけん
NINJA TUNE同様に、こちらも三者三様のスタイルぶつかり稽古となっております。
ここ数年、個人的にもすごく影響を受けた2人に囲まれての客演となりました。
裏話をすると、3人で制作した数日後、HUNGERくんから連絡が入り、兄貴(DJ Mitsu the Beats)の反応がイマイチだったからもう一回録り直そうぜと言われ、急遽仙台までいきました。
HUNGERくんのバースは当初よりも、かなり熱が入っていた感じですが、構成自体はさほど変わっていなかったけど、自分はガラッと変えましたね。
ただ、どちらかというと、ミツさんの反応がどうこうってより、鎮くんのバースを聞いてそう来たか、、と思ってたので、これはいいチャンスだと思い、後出しジャンケン的な思いで録り直したという気持ちの方が大きいです。
GAGLE 和背負い feat. KGE THE SHADOWMEN, 鎮座DOPENESSを見る
GAGLE / 舌炎上 feat. KGE
初めての GAGLE
これまた大変お世話になっているGAGLEの曲です。
ライブでこの曲をかけると、自分の事を知らなかった人が、あ〜この曲知ってる知ってる!となっていた光景を何度かステージ上から目にしました。
オファーがあった時、HUNGERくんから「絶縁状」とかけて、「舌炎上」で!と言われたので、その当時(あくまでその当時)気に入らなかったあいつやこいつを思い浮かべ、絶縁してもいい、炎上してもいい、という思いでリリックを書いたらこうなりました。
でも実はこれも一回録り直してるんですよね。
最初は、もっともっと露骨な表現になってしまっていて、これは不本意な事態を招きかなねないぞ!?と懸念を抱き、若干オブラートに包んでみた次第です。はい。基本チキンです。
常磐DOPE / 風評被害 feat. KGE THE SHADOWMEN
客演曲に責任はいらない
地元の友達である大〈オロチ〉蛇こと、Margeくんと、福島県は岩木のラッパーDAZU-Oくんのユニット、常磐DOPEのアルバムの一曲になります。
他の曲もそうなんですけど、客演の曲って、自分名義の曲とは違い、売れなければ!とか、皆の心に届けねば!的な責任がないので、自分名義の曲よりもいい意味で肩の力が抜けて、自由にFlowする事ができるんです。
特に、この曲に関してはそんな責任感を振り払ったような、いわば羽を伸ばせたようなFlowができたんじゃないかなって思ってます。
こないだ久々にMarge君と喋った時にも言ったのですが、人喰 – 白夜 Feat.大蛇,DAZU-O って曲のDAZU-Oくんが最高で、自分も頑張ろうって思えました。
常磐DOPE / フウヒョウヒガイ (feat. KGE THE SHADOWMEN)を見る
HAIIRO DE ROSSI / Cuz I’m Jazzy feat. KGE THE SHADOWMEN
断トツの無責任
繰り返しになりますが、客演曲とは、自分にとっては責任の無い曲となります。
ゆえに、時として「こいつ、、リリック適当じゃね??」とも言われかねない事態を招くことがあります。
この曲に関しては、おそらくHAIIRO DE ROSSI君は勿論の事、当時一緒にアルバムを制作していたHIMUKIでさえも同じ思いを抱いていたのでは無いでしょうか??
でも、実はそれくらいの方がリスナーの耳には残ったりするもんなのです。
そういう意味では、この曲がこれまでの客演曲の中でダントツで、責任感皆無、となっています。
なので、自分の耳にも今でも残っています。ペケペケチェケチェケ。
HAIIRO DE ROSSI – Cuz I’m Jazzy feat.KGE THE SHADOWMENを見る
Ground Zero / SIMON Feat. KEN-U & KGE THE SHADOWMEN
SIMONからの嬉しいオファー
改めてこうして今見ると、すげーメンツが募ってますね。。この頃の自分を褒めてあげたいです。
この曲のオファーを受ける数日前に、SIMONが自分のLIVEを見てくれてまして。確かセクソシストだったかな??
詳細は割愛しますが、凄い嬉しい言葉をいただき、二つ返事でOKさせてもらいました。
リリックの内容はさておき、Flowに関して言えば、なぜかMissy Elliott – Get Ur Freak Onあたりを意識してた気がします。
自分は割と声の周波数が高いと認識してるので、結構この辺のフィメールラッパーのflowを参考になぞらえたりしてました。
Ground Zero / SIMON Feat. KEN-U & KGE THE SHADOWMENを見る
Kelpie / 究極の選択 feat. KGE THE SHADOWMEN
初めての女性アーティスト
自分にとっては、女性アーティスト初の客演となった、思い入れ深い一曲です。
Kelpieは以前から交流があり、KGE & HIMUKIの2nd Albumにも参加してくれてるし、今回のNEW ALBUMミラーニューロンにも参加してもらってます。
加えて、弟のLUIGERもMIXやマスタリングなどで協力して頂くことが多く、何かとゆかりのある一家です。
その他、静かな夜のようになど収録されてるアルバム、Sons and Daughtersから、まさかこの曲がMV化されるとは、KelpieもKelpieで、まさに究極の選択だったと思います。
もっと他に再生回数取れるような曲いっぱいあったでしょ!って。
MUROさんBeatの曲とか、RUEEDさんとやってる曲とか!!何でコレだった!!笑
でもKelpieのそんな所が大好きだし、今でも超絶Respectしてます。
Kelpie – 究極の選択 feat. KGE THE SHADOWMENを見る
MEGA-G + T. TANAKA / PEACE TO DA HARDCORE feat. 仙人掌, KGE THE SHADOWMEN & DJ TY-KOH
渾身のバースとは
CREATIVE PLATFORMという、クラウドファンディングの先駆け的(っていう認識です)レーベルからのリリースだったこの曲。
ゆえに、設定された金額を支払った方のみ、会員としてアルバムを購入できたり、色々なコンテンツを楽しめるという、当時はすごく特殊で斬新だったのを覚えてます。
その中の企画の一つで、会員の方々に誰を客演に入れたいか、みたいなアンケートをとる企画があって、光栄にも自分を選定して頂き、この客演に至りました。
なんと言ってもラップバカ3人の共演ってことで、腕がならないわけがありません。
まだ30代前半と年齢も若かったので、かなり気合を入れて当日のレコーディングにのぞみました。
これまでにラップした中で渾身のバースは?と聞かれたら間違いなく候補に上がる一曲です。
MEGA-G + T. TANAKA – PEACE TO DA HARDCORE feat. 仙人掌, KGE THE SHADOWMEN & DJ TY-KOHを聞く
MIKRIS / THINK feat. KGE THE SHADOWMEN
年々深まるMIKRISの魅力
兄弟MIKRISの2nd ALBUMからの一曲です。
曲名がTHINKということで、リスナーに考えてもらう、を意識してリリックを書きました。
こう言い切るか?と思いきや言い切らず、気づけば真逆の展開に、を繰り返しているイメージです。
MIKRISが曲中でBzは好きじゃないが俺ウルトラソウル!と言っていたのに触発され、当初、自分も最後の締めをBzそのままの歌い回しでウルトラソウル!としてみたのですが、MIKRISからそれは変えて下さい。とダメ出しを受け、今の形になっています(笑)
でも、THINKという曲名の締めとなるWORDが、考えたって答えはない!というのも言い得て妙というか、やはり改めてMIKRISの思考ってすごく面白いなと思います。
そんなMIKRISは最近も変わらず制作活動を続けており、コンスタントに新曲をリリースしています。
この歳になってくると続けることの大変さや難しさを身をもって知ることもあり、一番付き合いが長いMIKRISがここまで淡々と活動を続けている様を見ると、純粋に嬉しくなりますし、繰り返しになりますが、本当に凄いなと。
若い時には気づくことのできなかった才能とMIKRISの信念とHIPHOPに対する愛や想い、そして芯の強さを、歳を重ねれば重ねるほどひしひしと感じています。
MIKRIS – THINK feat KGE THE SHADOWMENを見る
DABONGZ / B.O.B feat. MARS MANIE, KGE, G-SPICE, JBM & GOCCI
JAHGOD
44BLOXアンセムの一曲といっても過言ではないこの曲。
残念ながらDABONGZメンバーのJAHGODさんは昨年他界してしまいましたが、44愛好家たちがJAHGODを忘れることは絶対にないでしょう。
改めて、自分もこの曲に参加し、ヘンテコなメガネをかけれたこと、誇りに思います。
JAHGODさんの思い出は勿論のこと、BASSさんにMAILMAN(MAILMANさん、というのもなんだかおかしいし、ここだけメールさんっていうのもどうかと思うのでここはあえて呼び捨て表記で)、彼らとの思い出は本当に楽しかった事しか思い浮かびませんね。
BASSさんとメールさんは今もinstagramでちょくちょくやりとりさせて頂いてます。
みなさん相変わらず絶好調です。
この曲のリリックは、レコーディング当日いきなりKGEもやってよ〜ってJAHGODさんから言われて、その場でささっと書いたのですが、ブリブリすぎていたため、どんな思いで書いたかなどは全く覚えていません(笑)
DABONGZ / B.O.B FEAT MARS MANIE,KGE,G-SPICE,JBM,GOCCIを見る
コンピレーションアルバムの客演参加は2曲
REMEMBER SHADOWMEN
REMENBER SHADOWMENの真意とは
R-RATED RECORDS企画の24 HOUR KARATE SCHOOLにDJ NOBU a.k.a. BOMBRUSHの推薦で参加させていただきました。
RYUZOさんも先輩繋がりのよしみで昔から本当によくして頂いてます。
レコーディング当日は、当時マネージャーだったアキラさんと一緒にお好み焼き屋さんに連れて行ってもらったり、ガリガリくん梨味をご馳走になりました(笑)
SKI BEATZといったら何といってもORIGINAL FLAVORのCan I Get Open? feat. Jay-Zが高校生の頃から大好きで、よく地元のクラブでメールさんがこの曲をPlayしてはぶち上がり、隣でトミケンさんがめっちゃウザがるというお馴染みの光景がルーティン化されていましたね(笑)
まさか同じステージに立つ日が来るとは、、
リリックに関しては、まず、テーマをアメリカ VS 日本といった感じでイメージしました。
多分あまり知ってる人はいないと思うのですがREMENBER SHADOWMENとは、Remember Pearl Harborを引用したものになります。(馬鹿でしょ?)
そんな意図を知りながら、再度この曲を聴いているともう少し意味合いがスッと入ってくるかもしれません。
ただ、結論から言うと一回めのレコーディングでは、あまりにも内容がエグすぎて、ネガティブチックになってしまい、後日ノブくんから、やり直さない??と連絡が来て、再度オブラートに包み、ポジティブマインドに変換したものを撮り直しております。
RYUZOさんからも、全然こっちの方がいいよ!と言って頂きました。素直に僕もそう思いました。
ちなみに海外版ではStalleyと言うラッパーが同じBeatを担当しています。めちゃめちゃCoolで悔しいです。
DABO / Over The 修羅場 feat. BD, BES & KGE
NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDの背中を見て
DABOさんは、実は同じ中学校出身で、高校生の頃はよく、東京から帰郷されてたタイミングなどでばったりお会いする事がありました。
まだSHAKKAZOMBIEの共に行こう (Ver.Pure) ft. GORE-TEX, SUIKEN, DABO, MACKA-CHINが出る前で、当時全く日本のHIPHOPシーンの事など知らず、おそらくDABOさんがRAPしてることすら知らなかった自分にとっては、ただただ気さくで優しいお兄さんと言った感じでした。
そんなDABOさんのLIVEを地元の狭いクラブで生で目の当たりにし、のちに NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDとして大成し、以後、8人の背中を見て僕は青春期を過ごし現在に至ります。
そんなDABOさんからの熱いオファーを受け、奇しくも当時一番気になっていた(もちろん今も)ラッパーBESくんとの初共演がこの時実現しました。
しかもB.D.もいるし、当然気合い満々で望んだのですが、他の2人はわりとゆるくやってきたイメージだったかな。
完全に俺だけ熱量が違う気がする一曲です笑
ゆえに、この曲ではKGE完全に最後食ってたね!なんて言って頂ける事もあるのですが、僕自身は全然そんなこと思ってないですね。
BESくんもB.D.も全然俺なんかとは格が違いますよ。
人間力というか、なんというか。。
そんなことを思い知らされたちょっぴりほろ苦い思い出の一曲になります笑
DABO ƒt. BD, BES, KGE – Over The 修羅場を見る
ZEEBRA / JACKIN’ 4 BEATS REMIX
ジブさんからの直電
ジブさんは普段全くと言っていいほど関わりがないのですが、自分の作品がリリースされた後など、いつもここぞという時にこう言ったチャンスを与えてくれる人なのです。
2006年に僕が初めてリリースしたBLOW IT OUTっていうMIX CDがありまして、以前から交流があったマネージャーのひろしくん(岩尾に出てくる人)が、「ジブさんが聴いてたよ!」って言ってくれてめちゃめちゃ嬉しかった記憶があります。
その後、地元のクラブで初めてジブさんとお会いするのですが、そりゃもう緊張しすぎちゃって、、
痺れ切らしたジブさんから、「そんな恐縮しねえでくんね?」って怒られたっけ笑
その後、何かある度に、毎度ひろしくんが間に入ってくれて、JACKIN’ 4 BEATS REMIXやフリースタイルダンジョン出演など、これまで本当に色々なチャンスを与えてくれました。
で、昨年出演させて頂いたABEMA TVのMUSIC BOMBでは、ついにジブさんからの直電がきて、本当にびっくりしましたね。しかもFACEBOOKのやつで笑。
ちなみにこの曲は、レコーディング当日、一応リリックは用意してたのですが、JBMが車で向かってる道中にリリックを書いてたので、僕も運転しながらカーステから流れるBeatを聴いて、頭の中でリリックをブラッシュアップしてたら、結局全然違うリリックになっちゃった感じですね。
出だしのFlowは何故かこの曲が思い浮かんだので、それっぽく歌ってみました。
ZEEBRA / JACKIN’ 4 BEATS REMIXを見る
BEAT MAKER物の客演参加の思考とマインド
DJ BEERT & Flammable / Rap Maschine feat. KGE THE SHADOWMEN
要するに無責任
Beat Maker物の客演で一人でラップするときは、制作時、どちらかというとソロ寄りな思考になります。
ソロ寄りな思考になりながらも、先程説明した、責任がない状態であるが故、リリックに関しては熟考してできた!というよりは、割と自由度が高い出来となる事が多いですね。
この曲に関してはそういったマインドがすごくわかりやすく現れてるのかなと思います。
この曲をMVにしたい、とDJ BEERTくんから連絡を受けた時、どうしてもサイファーみたいに何人かに囲まれてラップしてるような光景しか思い浮かばず、そんな友達いないしどうしよう、、
と悩んでいたら、C.W.Cの連中やテリーマンカンが駆けつけてくれました。
奴らの曲も超かっこいいので、是非チェックよろしくお願いします。
Rap Maschine feat. KGE THE SHADOWMEN / DJ BEERT & Flammableを見る
6th Generation / 火怨 feat. HUNGER & KGE
縦横無尽のラップモンスターHUNGER
Beat Maker物のアルバムの客演でも一人ではなく、他に何人かいればたちまち無責任状態になります。
しかも今回は安心のHUNGER君だったので、思う存分右往左往してやろうかな、と思ったのですが、意外とこの曲に関してはそんな感じでもなかったですね。
割としっかりと内容を熟考してガッチリとはめていった方です。
どちらかというと、HUNGER君の方が、縦横無尽に右往左往してる気がします。
まあ、HUNGER君はいつでもどこでも、縦横無尽に右往左往してる気がしますが。
自分のレーベルから出すアーティストの曲なのに、ここまで無責任に右往左往できるラッパーもそう多くはないはず。
逸材です。
6th Generation – 火怨 feat.HUNGER & KGEを見る
DJ SEIJI (SPC) / 独尊 (最後のサブマリン) feat. KGE THE SHADOWMEN
社交辞令なし DJ SEIJIさんからの、じゃあBEAT送るね
北のレジェンド、DJ SEIJIさんのアルバム、BOOM BAP BOXに収録された一曲です。
B.I.G. JOEさんのバックDJとして地元にいらした次の日のお昼、おすすめの中華料理屋さんに一緒にいきました。
その時、色々お話ししてる中で、B.I.G. JOEさんがボソッと「SEIJI君とKGEとか一緒にやったら面白そうだね。」みたいなことを言ってくれて。
で、それこそ次の日くらいには本当にSEIJIさんからBEATが送られてきました。
「あ、社交辞令じゃなく、本気で言ってくれてたんだな〜」って嬉しくなっちゃって、こっちも速攻でスタジオ手配してすぐにファーストテイクを送りました。
その後何度かやりとりして、SEIJIさんからは特に修正依頼はなかったけど、自分がもう少しブラッシュアップしたいということで再度スタジオに入って撮り直し、今の形になりました。
曲名の通り、当時は本当に独尊状態で、誰よりも俺が一番かっけ〜んだ!くらいのマインドでやってましたね。
若かった、、
あと余談ですが、以前DJ HONDAさんとお話しさせて頂いた時もDJ SEIJIさんの話になり、知らない曲やレコードがあった時は、DJ SEIJIに聞けばほぼ解決する。ともおっしゃってました。
改めて、色々と恐れ多い話です。
DJ SEIJI (SPC) 独尊 (最後のサブマリン) feat. KGE THE SHADOWMENを見る
GRUNTERZ / FUNKY BEE feat. KGE the SHADOWMEN & SHEEF the 3RD
目指せDLiP制覇
自分は兼ねてからDLiPの大ファンで、取り急ぎDINARY DELTA FORCEとBLAHRMYの連中とは全員と曲を作りたい、という願望を今も抱いております。
その中でSheef The 3rdに白羽の矢が立ったのがこの曲です。
シーフもシーフで当時かなり慎重で、オファーした時、「とりあえず一度Beatを聞かせて欲しい」と言われたので、早々にDEMOのCD-R片手にクラブチッタの楽屋へ乗り込んだことを覚えています。
GRUNTERZビートだし、勿論自身はあったのですが、内心断られたらどうしよう、、なんて不安に思っていたのですが、DEMOを渡した次の日にはSheef The 3rd本人から直接メールがあり、見てみると、つらつらとバッチリな内容のリリックが書いてありました。嬉しかったですね。
レコーディング当日は、セッション感を出したいということで、お互いワンバースだけ用意し、あとの3バース目やフックなどはその時にその時のバイブスで作り上げたものになるので、フリースタイル的な要素も入っている一曲となります。
こちらは7inchのみの収録となりますので気になる方はウォントリストの追加をどうぞ
GRUNTERZ / FUNKY BEE feat. KGE the SHADOWMEN & SHEEF the 3RD (Promo Clip)を見る
MURO / Rock Baby Rock feat. JBM, KGE, MIKRIS & B.D.
MUROさんの熱い一言
アニメTOKYO TRIBE2のサントラ収録の一曲です。
JBM, KGE, MIKRIS, B.D.、この4人のメンバーで俗にいうBULLDAWGSな訳ですが、当初、厳密に言うとBULLDAWGSメンバーに自分は入っていなかったと思います。
この話をいただいた当日、たまたまMUROさんのお宅にお邪魔してまして、「今こんな話があってさ〜」みたいな話を聞いてまして、その流れでこのBEATを聞かせて頂いたという経緯があります。
で、そこにいたJBMがこのBEATやばいっすね!と即座に反応したのがこのRock Baby Rockでした。
そしたらMUROさんが、「じゃあこの曲でBULLDAWGSやってみようか。」と言ってくれて、そばで聞いた俺は、内心「いいないいな〜」って思ってたのですが、MUROさんがボソッと、「じゃあ、バム(JBM)とこうへい(B.D.)とミクリスとカゲで」とさりげなく俺も入れてくれたのです。
「え、、俺も入ってるけど、、いいの??」と思いましたが、Jさんも快く、よかったじゃんカゲ!って言ってくれました。
この曲を知ってる人は「Check it wicked freeky flow」でお馴染みのフックですが、実はこれにも裏話がありまして、本当はもう少しカチッとしたflowでビートに載せた、全然違うフックを用意していました。
正直な話、焦りや、力み、などもあり、あまり納得いく物ではなく、若干不安な心境でのレコーディングでした。「このサビで大丈夫かな、、」って。
他の3人はいつも通りばっちりなバースを入れ込み、不安な思いを抱えたまま、自分がサビを入れる番ってなったその時でした。
急にスタジオのインターホンがなり、エンジニアのSUIさんがいきなり「はい。苦情入りましたので今日のレコーディングはここで中止〜」と言ったのです。
当時、代田橋にあった小さなスタジオは、マンションの一室で、住人からの苦情はよくあったそうです。
と、あまりこの後の詳細を書くとめっちゃ長くなりそうなので、要約すると、その事で自分だけが別日にレコーディングとなり、やっぱこれはリリック変えろって事だ〜!!と判断し、レコーディングに同席していたJさんからも「いいじゃん!」と言って頂き、無事今に至ったというお話でした(笑)
ちなみにこの曲、当時TBSで放送していたシュガーヒルストリートという番組で披露していますのでよかったらこちらからみてみて下さい!
Muro – Rock Baby Rock feat. JBM, KGE, MIKRIS, B.D.を見る
MURO / AYO! BLUES feat. INCREDIBLE MC’s(KGE, JAZZY BLAZE & BES)
人生はすりこぎ
立て続けにMUROさんの曲です。
バイトに明け暮れていたある日の昼下がりの事、知らない番号からの電話に恐る恐る出てみると、「あ、でた、、かげ??MUROっす。」
目ん玉飛び出る思いとは、まさにあの時の事なのかと思います。
MUROさんはDA CREATORの企画のことをざっくり告げると早速詳細の打ち合わせをと、後日自宅へ招いてくれました。
サンプル元は左とん平のヘイ・ユウ・ブルースで、あくまで当時の認識ですが、MUROさん曰く日本でのRAPミュージックの先駆けとなったのはこの曲なのではないかとおっしゃっていました。
僕は家に帰り、数日ヘイユウブルースの歌詞を聞き入り、感じたSOULをそのまま自分の人生に置き換え、所々引用などしながらリリックを書きました。
特に自分が食らったラインは「世の中すりこぎだよ、人生すりこぎだよoh my baby!!」の所で、この曲の中では勿論、KGE & HIMUKIのファーストシングルTICK TACKでも引用させていただいてます。
MURO/ AYO! BLUES feat. INCREDIBLE MC’s(KGE , JAZZY BLAZE & BES)を見る
8ronix – SOHAKU feat. KGE THE SHADOWMEN
お気に入りのMusic Video
さてさて、そろそろ長くなってきましたので、こちらで最後にしたいと思います。
ソロ曲含め、今までとったMusic Videoの中ではこれが1番のお気に入りです。
あと、嬉しいのが、結構ダンサーさんがSHOW TIMEで使ってくれてたり、instagramでスクールの様子をこの曲でUPしてくれてたり、本当こういうの嬉しいです。
プラス、この曲のRemixを担当してるのがHIMUKIと、もう一人がDUPER GINGERさんなのですが、彼はDABOさんと同じく同じ中学校出身だったりします。
この曲の裏話としては、レコーディング前日にリリックをかこうとしたらデッキがぶっ壊れて音が出なくなってしまい、当時パソコンも持っていなかったのでなす術がなく、やむおえず無音でリリックを書いたということですかね。
無音と言っても頭の中では常にこの曲が流れていましたが、、
なので、レコーディング当時、実はイメージ通り言葉がハマらなかった箇所も結構あって、そんな時に編み出したテクニックが、あーとかうーとか、言葉を音で引き伸ばすって言うやり方です。
これ、結構今でも便利に使ってます。
このMV、なぜか一回削除されちゃってましたが、すごくいいMVで気に入ってるので、以後ずっと残り続けて欲しいですね。
8ronix – SOHAKU feat. KGE THE SHADOWMENを見る
その他 お気に入りの客演曲
今回はYOUTUBEに上がっている客演曲をベースにご紹介させて頂きましたが、他にもYOUTUBEには上がっていないお気に入りの客演曲がたくさんあるので一挙にご紹介させて頂きます。
N.E.N / BUTCH feat. BULLDAWGS, MEGA-G
GOSPO / 大脱走 feat. KGE THE SHADOWMEN
B.D. / BULL’S EYE feat. BULL DAWGS
MIKRIS / THE DOG ANTHEM feat. THE DOG & AKANE
JAZZY BLAZE / the LINKs feat. MIKRIS & KGE
Gradis Nice / Cold Chillin’ feat KGE & T2K
DARTHREIDER / Danger Zone feat.KGE THE SHADOWMEN
4WD / LIKE A ROLLING STONE (REMIX) feat. MIKRIS & KGE THE SHADOWMEN
MEGA-G / PAPER CHASER feat BULLDAWGS
まとめ
サラッと書こうと思ってた今回のBLOGですが、紹介したい曲が多すぎで全然サラッとかけませんでした。
昨年自分のアルバムをリリースして改めて分かったのですが、自分の作品で人に客演してもらうって結構覚悟がいるというか、一歩間違うと、タイミングが合わなかったり、下手したら揉めたり、その曲自体没になるって言うリスクもあります。
そういう中で、これだけ今まで自分を客演に誘って頂き、なおかつリリースしてくれたり、それこそMVまでとってくれるって本当にありがたい事だなって改めて感じました。
今はだいぶ状況も変わってまして、変わらず活動を続けてる方、それぞれ別の道に進んだ方など様々ですが、何よりこれはお金では買うことのできない僕のかけがえのない資産だと思っています。
最後に
そんな僕の今までの客演した曲たちをざっと取りまとめた1枚のCDがこちらになります。
SHADOWMEN LOVES COMPANY
レイチャールズのGenius Loves Companyを引用させて頂いたタイトルになります。
意味合い的には、俺、コラボ大好き!的な感じでokだそうです。
なんかいい感じのタイトルないかな??ってKelpieに相談したところ上記のタイトル名を打診して頂きました。
ジャケもダサくていいでしょ?笑
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長くなりましたが、今まで関わってくれた皆さんの更なる飛躍を願い、本日は終わりにしたいと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました!
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