40歳からフリーランス すぐ独立しても月収5万から10万くらいなら余裕
こんにちはKGEです。
これまでまともに就職した経験もなく、学歴もなく、これといったスキルや資格などという大それたものは一才持っていない自分が、図々しくも「40歳からフリーランス」というテーマで日々の奮闘を綴っていきたいと思います。
今回後編ということで、前編の記事では、なぜフリーランスになろうと思ったのか、という所から実践前に至るまでの経緯を綴ってみたのでよかったらみてみて下さい。
と言うわけで、後編いきます。
もくじ
すぐ独立 まずは月収5万から10万 ここまでは余裕です。
今回の見出しはこんなタイトルですが、結論から言うと、ここまでは、割とサクッと達することができました。
で、さらに言うと、この辺の収入であれば、割と誰でも来れる領域で、ここからが1つのターニングポイントと言うか、もう一歩抜き出るための頑張りどころと言うか、ある意味、勝負の別れ目になるのかなあと、今現在思っています。
どうしてそう思うかは、また後ほど説明します。
能書きはさておき、さっさと、どのように案件を獲得し、平均月収10万まで至ったか、自分の経験談を元に、仕事の取り方など、わかりやすく説明していきます。
まずはひたすら営業
これはどの業界の、どんな仕事でも同じかと思いますが、まずはひたすら自分を売り込むと言うことです。
ネット上のクラウドソーシングサービスを使う、でもいいですし、勿論実際に街に出て自分の足で一軒一軒営業していくでもいいかと思います。
ちなみに、とあるwebデザイナー仲間の話によると、その人は駆け出しの頃は近所の飲食店に足を運び、無料でチラシをデザインするから1ヶ月飲食代をタダにしてくれないか?といった交渉などをしていたそうです。
自分の場合は足は使わずひたすらクラウドソーシングサービスにて手を動かしていました。
それこそ、クラウドワークスや、ランサーズなどメジャーなところから、マイナーな所まで、ネット上には様々なプラットフォームがあります。
そう言う所でひたすら手を動かすか、外に出て足を動かすか、やり方は人それぞれかと思います。
ただ、個人的な意見としては、今のご時世であればネット上のみのやりとりの方が主流ですし、歩き営業ですと朝から晩まで動き回ってもせいぜい10
件、頑張って15件くらいじゃないですか?
疲れるし、外に出れば無駄なお金もかかるので、あんま効率はよくないかなと思います。
それに比べ、クラウドソーシングサービスを使えば、余計な外出費もかからないし、2.3時間もあれば2.30件くらい応募できますので、断然効率はいいです。
ランサーズよりはクラウドワークスがおすすめ
あくまで自分はこうだったよ、と言う話ですが、どちらかと言うと自分的にはクラウドワークスをおすすめします。
なぜかというと、ランサーズって応募の仕方がクラウドワークスに比べてやや面倒くさいんですね。
例えば計画みたいな入力欄があって、そこに”計画10が達成される状態を詳細に入力ください”とか面倒くさい事書いてあったり、見積もりの詳細をわざわざ文字で細かく書かなきゃいけなかったり。
しかもこれ、1案件毎に書いていかなきゃいけないので1つ応募するだけで結構大変です。
あと、応募ではなく、提案って言う形だったり。
それに対してクラウドワークスって、見積もり金額をパッと入力して事前にいくつか作ったテンプレート文を、案件内容に合わせてドロップダウンから選んでサクサク応募できるんで、断然効率がいいんです。
で、もう少し詳しく説明すると、ランサーズもクラウドワークスも、初心者でも請け負える案件ほど競合がすごく多いんですね。
で、競合が多いってことは、それだけ気合入ってる人達も多くて、ランサーズの話で言うと、記入欄に全部びっちり書いてる人もいるんですね。
自分はランサーズ派だ!みたいな。
で、そう言う人と争うには同じくらい気合を入れて記入欄を埋めていかなければいけないんですけど、案件取れる確率って変わらないじゃないですか??
だったら、いちいち時間かけて入力欄埋めて応募するランサーズより、サクサク応募できるクラウドワークスの方が効率がいいのかなって自分は思ったと言う話です。
下手な鉄砲も数打ちゃ当たるで全然いいと思います。
で、応募しまくって、流石にクラウドワークス内にはもう応募できそうな案件ないな〜ってなった時に、次のプラットフォームで探してみるとかでいいと思います。
ちなみに自分はそんな時は、たまにですが、クラウディアで案件とってましたね。
仮にランサーズに行くとしたら、さらにその後くらいですかね。
と言うかランサーズ使った事ないですね。
まあ、この辺は好みやその人の性格によって合う合わないあると思うので、まずは行動してみてって感じです。
使うプラットフォームは基本1本に絞る
どう言うことかって言うと、クラウドワークスがいいなと思ったら基本的には以後クラウドワークスで案件をとって下さい。
上の内容と違うって思うかもしれないんですけど、自分が言いたいのは、あまりあっちもこっちもって、バラついちゃうのはよくないかなってことです。
例えばクラウドワークスで案件取りますよね?
で、めちゃめちゃ頑張って星5個とかの高評価をもらうとするじゃないですか?
その評価を次の案件にいかすべきと言う話です。
わかりやすく言うと、初めて案件取ったのがクラウドワークスで、めちゃめちゃ頑張って高評価もらえても、ランサーズ内では関係ないので、まだ高評価は0個ですよね?
じゃあ次にランサーズで案件獲得してめちゃめちゃ頑張って高評価もらえたとしても、クラウドワークスは変わらず高評価1個のままですよね。
なんとなくわかってくれますか??結果的に、今現在どちらも高評価一個しかないんです。
でも、どちらもクラウドワークス、もしくはランサーズでの高評価であれば、高評価2個じゃないですか??
って言う感じで、あくまで初期の話なんですが、バラついちゃうのは単純にもったいないなと言う話で、まずは評価や実績数を確実に数字で増やし、可視化していった方がいいと言うことです。
例え評価はもらえずとも、実績の件数が少ないと多いのでは、発注者からの印象もかなり違うと思いますので。
伝わりましたかね?ややこしくてすみません。
テンプレート分はビジネスレター
と、話を戻しまして、いざ応募してみるってなった時ですが、実績も何もない状態での唯一の武器と言えば、コストパフォーマンス、そしてもう一つは応募するときに記載するメッセージ文になります。
やはり最初はこのメッセージ文が、数少ないアピールポイントとなり、とても大切になってくると思いますね。
じゃあ、実績も何もない状態で、どうやってメッセージ文を書けばいいの?思うかもしれませんが、最初に知っといて欲しいのは、あからさまなテンプレート文で自己紹介的な文章や、自分やる気あります!みたいな事をただ綴ってあるだけでは、まず速攻で弾かれます。
自分も受注ではなく、発注者として何度か募集を出したことがありますが、確かにあからさまにテンプレートって感じの人はあまりいい印象ではないですし、中にはテンプレート文はその時点で弾きますって募集文に書く人もいるくらいです。
じゃあどうすれば良いのかというと、最初に意識すべきは、ビジネスレターです。
まずは、メッセージテンプレートに、相手の事をしっかりと想定し、本当にその会社宛に出すくらいの気持ちでビジネスレターを書いて下さい。
どう書いて良いのかわからなければ、ネット上にいろんな見本もありますし、リアルに応募してみて、その案件に沿った内容など書いてみるのも良いかと思います。
で、それを何度も見直し、改善していき、文章がある程度出来上がったら、一旦メッセージテンプレートとして保存します。
他はわかりませんが、クラウドワークスであればメッセージテンプレートを何パターンも保存できますし、そういった場所がなければメモ帳とかでも良いと思います。
で、ここからが肝心なのですが、その保存された文章を案件によって少しづつ内容を変えたり、なかなか返事が来ないなと思ったら、どこが悪いかを考え、再度色々と改善することも大事です。
そんな事を繰り返してくうちに、また、さらにいい応募文が出来上がっていくので、それをテンプレートに上書きしていく、を繰り返します。
そして、洗練されたメッセージテンプレートをベースに、応募する案件の内容により、提案文などを付け足したり、募集社の名前をしっかり書いたり、最終的にはテンプレート文だって思われないような、工夫をして下さい。
実際に応募してみよう
さあ、いよいよ実際に案件を探し、応募してみましょう。
案件を探すコツとしましては、まずは自分が持っているスキル、例えばライティングとか、コーディング、映像編集などをキーワードで検索し、
さらに5000円から10000円くらいの案件を絞り込みます。
そうするとこのような感じでいくつか案件が出てきます。
早い話、最初はこの辺を徹底的に狙っていって下さい。
金額などは気にせず、とにかくひたすら難易度の低い案件を、取りに行きましょう。
ちょっとここからはWEBエンジニア寄りの情報になりますが、例えば、WordpressのContact form実装とか、あとは下層1ページ追加とかですかね。
おすすめなのは、時給とかで長期的に案件をふってくれるような募集内容ですね。
自分の統計ですが、最初は20件から30件応募すれば2.3件は返事が返ってきます。
その中で1件、2件と、まずは確実に取っていきましょう。
そして、当然の事ですが、1つ案件を獲得したら、誠心誠意を込めて仕事に取りくんで下さい。
上手くいけば、次回も、という事になりますし、そう言った貪欲な姿勢こそが、スキルアップに繋がっていくものかなと、自分は思っています。
間違っても、途中で投げ出してしまったりせず、まずはしっかりと納品し、それが報酬になる、という流れを覚えて下さい。
そうして実績を重ねていくうちに、応募数の30件が20件になり、20件が15件で返事が返ってくるようになる、といったイメージです。
もちろん、色々経験を積み重ねていくうちにスキルもアップし、応募できる案件の幅も確実に増えていきます。
決して受けてはいけない案件とは
前回も言いましたが、仕事カテゴリに記載されているカンタン作業の仕事は絶対に受けないでください。
ちょっと言い方悪いかもしれないんですけど、ぶっちゃけこの辺はただの奴隷です。
例えば項目内にデータ作成・入力ってあるんですけど、昔、実際やった事があって、具体的には、企業開拓の為のメール送信 1000件、っていう20000円の案件だったのですが、要するに送られてきたテキストをひたすら色んな企業のホームページから送るっていう作業だったんですね。
これだけで20000円もらえるならいいじゃんって思われるかもしれませんが、実際やってみると全くそんな事なくて、リアルな感想としては、ただただコピペを繰り返すのって相当辛いし、社長名とか屋号とか要所要所変えなきゃいけないのとか超絶めんどくさかったですね。
そのくせ思った以上に時間もかかっちゃって、自分の記憶だと、まるまる1週間くらいかかったと思います。
でも、身についたスキルなんて一個もないですからね。
せいぜいタイピングが速くなるとか、手首の筋力が鍛えられるとか、本当その程度だと思います。
あと、TopBuzzVideoにひたすら動画をupするっていう案件もありましたが、あれも超絶クソな仕事でした。
まだTopBuzzVideoが出来立ての頃だったので、競合もいなく、規制もゆるかったので、毎日ひたすら100本くらいアップして最高月8万とかだったかな。
一瞬美味しいかなとも思ったのですが、徐々に規制も厳しくなって、すぐにアカウント停止食らったり、ペナルティ受けると広告収益が減ったりで、最後の方は同じ頑張りでも月3000円とかでしたね。
全然楽しくないし、もうやってらんねえって感じでした。
本質は案件獲得よりも繋がり
さて、ちょっと話はそれましたが、そろそろ、まとめていきたいと思います。
これはどういう意味かというと、クラウドワークスなり、ランサーズなり、ひたすら応募したり、時には自分の足で営業し、案件を獲得していくわけですが、頂いた仕事をこなし、納品する、と言ったことももちろん大切なのですが、それよりも重要なのは、その先にある繋がりです。
何回も何回も応募し、案件を獲得する、を繰り返して行くうちに、この後すごくいい繋がりになるようなクライアントさんに出会える事があります。
例えば、自分の話で言えば、とても有能なWEB制作会社のディレクターや、しっかりサポートをしてくれるWEBエンジニアなど。
そういう方々と出会えたら、ものすごく熱いです。
そして、逆を言えば、そんな可能性が、クラウドソーシングのみならず、世間には無限に転がっているという事です。
その可能性を掴むには、やはり行動するしかありません。
とにかく、手を動かす、それに尽きると思います。
そこには様々な出会いがあります。
その時限りの人もいれば、時には嫌な人や、ただただ人使いの粗いクライアントと巡り会うこともあるでしょう。
でも、ごく稀に、本当に自分にとって有益な繋がりとなるクライアントさんに出会えることも紛れもない事実です。
そんな有益なクライアントさんと出会い、末長くお付き合いしていけるように、やはり常日頃から、どんなクライアントさんに対しても、誠意をこめて仕事に向き合い、取り組んでいく事がすごく大切な事だなと、いろんな人達から仕事を受けて、自分はそう感じました。
まとめ
- すぐ独立しても月収5万から10万 くらいなら余裕
- まずはひたすら営業する
- ランサーズよりはクラウドワークスがおすすめ
- 使うプラットフォームは基本1本に絞る
- テンプレート分はビジネスレターばりに気合を入れて書こう
- 最初はひたすら難易度の低い案件を徹底的に狙う
- 20件から30件応募すれば2.3件は返事が返ってくる
- 仕事カテゴリに記載されているカンタン作業の仕事はNG
- 案件獲得よりも繋がりの方が大事
最後に
と、こんな感じで、今現在も尚、フリーランスとして奮闘中の自分です。
本当に、普通に頑張れば、月5万とか10万くらいの収入であれば、誰でも簡単に稼げると思います。
ただ、最初にも言いましたが、ここからが1つのターニングポイントだと思ってます。
自分はこれまでコーディングを中心としたWEB制作エンジニアという道を歩んできましたが、HTMLやCSSに関して言えば、この数年でだいぶものになって来ました。
おそらく今現時点で静的なWEBサイトであれば、何の苦もなく作り上げる事ができるかなと思います。
ただ、その反面、HTMLやCSSって実は誰でもできるんじゃないかなと、最近思い始めて来ました。
確かにこれはこれで奥が深いので、本当に極めようと思ったら、まだまだ学ぶことはたくさんあるのですが、いざ実践で使うタグやCSSのセレクターなんて割と限られてるし、bootstrapなんていうフレームワークもあれば、それこそデザインカンプのデーターをブッこめばAIが自動で、、なんてツールもすでに出て来ている、なんて話も耳にします。
なので、ここで満足してしまえば、ここで成長も止まるし、当然収入も減って行くでしょう。
だからこそ、今が、ターニングポイントだと思ってます。
HTMLやCSS、少しのJavascriptとPHPというスキルをベースに、気づいたら、さらに増えている選択肢を目の前に、ここからまた新たな道を選び、色々手を出していこうと思います。