駆け出しのラッパー必見 これはクソだなと思ったアルバイト5選
もくじ
駆け出しのラッパー必見
ラッパーを続けるには活動費が必要。
それを捻出するために、ラッパーは働く。
だからこそラップでお金を稼ぐことは尊い。
ラップで稼げてる人はもっと尊い。
稼げてないラッパーはそうなる為にやるしかない。
いざ、PDCA をぶん回せ。
ということで、バイトとか全然やる気が出ないそこの貴方。
お金がなくて、周りから「働いたほうがいいよ」って言われてるのに実際どうしたらいいか全然わからないそこの貴方。
本日、こう言った問題を解決していきます。
タイトルにある通り、クソだと思ったアルバイト、という文脈なので、どんなバイトをすればいいかって言う事より、まずはどんなバイトはやらない方がいいのかについて考えていきたいと思います。
成功する方法を知るよりも、まずは失敗しない方法を知ることが先決だ。
なお、正社員という枠組に関しては今回は選出から除外し、あくまでアルバイトという社会的地位にフォーカスしてこの記事を書いていこうと思います。
この記事を見ることで、どんなバイトがクソなのかを事前に把握することができ、バイトの選び方で失敗する確率を大幅に減らすことが可能です。
成功する方法というのは僕にはわかりませんが、失敗する確率を減らす方法くらいであれば、流石にちょっとは伝えれるのかなと思い、今回の執筆に至りました。
クソなバイトをピックアップしていく事で、いくつかの共通点が見えてきます。
その共通点を把握し、今後社会に出る時には少しでもクソなバイトに就いてしまう可能性を減らしていけるように、是非とも今回の話を頭の片隅に入れておいて頂ければ幸いです。
そして、この記事を読んで色々考えていった暁には、自分にとって性に合ったお金の稼ぎ方が何なのかが見えてきます。
なんでお前がそんな偉そうなこと言ってんだ?って思うかもしれませんが、僕自身まだラッパーとして駆け出しだったあの頃、当時お金も全然なく(今もですが)、高校生あがりのチンチクリンが、どうやってお金を稼げばいいかなど知るはずもなく、アルバイトをするにも何をしていいのか全然わかりませんでした。
とりあえず、コンビニに置いてあったペラッペラのタウンワークを広げては、なんだか良さそうなやつを適当に見繕い、面接に行き、仕事に就いてはすぐに辞める。
そのくせ、ライブをするときは一丁前に偉そうな事をあーだこうだ言う、そんなチンチクリンな生活を過ごしておりました。
新しくバイトを始めては辞め、勤続期間なんて長くても大体三ヶ月くらいでした。
時にはバックれてしまったり(反省してます)。
そんなチンチクリンも、お陰様で今現在はなんとか家族を養いつつ、やっていけてます。
やっぱ大事なのは自分に投資すること。
投資といっても、お金だけの話じゃない。
時間だって立派な有価証券だ。
結論を言うと、時間とか体力とかを消耗するだけの仕事はダメですね。
そんな事を思ってる僕がこれまで経験してきた肌感や視点を踏まえながら、体験談など加え語っていきたいと思います。
やってはいけないバイト5選
まずはクソだと思ったバイト君を下記リスト化してみます。
- コンビニの店員
- 倉庫内作業
- 情報入力
- 守衛所
- テレアポ
こんな感じです。
すでに共通点の匂いがプンプンかもしれませんが、なぜこれらがクソみてーなアルバイトだと思ったのか、それぞれ解説していきます。
コンビニの店員
まずは、社会を知らないチンチクリンが何も考えずに始めてしまいがちなコンビニの店員。
一般の方はどうか知りませんが、ことラッパーに関して言えば、コンビニの店員という職に就く事は最悪の選択です。
今回社名は出しませんが、あの船の乗組員みたいな帽子を被らされる所とかもうビジュアルからして最悪ですね。
理由は様々ありますが、やはり一番の理由はお客さんからの扱われ方です。
勿論、中にはすごく優しいお客さんもいらっしゃる一方でたまに表れるのが、お客様は神様だと本気で思ってる人。
やれタバコを取れだとか、やれ袋の入れ方が悪いとか。
あいつらはコンビニのレジに立ってる人間を人として見れていません。
たまに現れるくらいならまだいいのですが、概ね大体1日に1人は表れます。
そうなってくると、ラッパーはイケイケなので、ついつい手が出てしまい、最悪のケース、警察沙汰になってしまいます。
ただでさえ大麻所持などの罪でパクられがちなラッパー。
余計な前科を課せられる要因になり得るものは極力減らしていきたいものです。
一方でこんな意見もあるかもしれない。
「コンビニの店員になれば余ったお弁当を食べれるというメリットがあるじゃないか!」
こんな反論が来そうですが、勿論お金がないラッパーにとって、ご飯がタダで食べれるというのはとても魅力的に感じますが、ちょっと待ってください。
あんな添加物まみれのクソ飯、毎日食べたら絶対にダメです。
当時の職場には勤務年数が10年以上のベテランバイトリーダーがいましたが、心なしか、顔がいつも真っ青でした。
きっと、お弁当に含まれる防腐剤や保存料なんかに、体が蝕まれていたのでしょう。
時給もクソ安く、今後移民の人達にポジションを取られては更に時給が低くなっていく可能性があるという事で、やはりどこをどうとってもラッパーにとってコンビニのバイトはデメリットしかない最悪の職と言っていいでしょう。
倉庫内作業
いっけん体も鍛えれるし、時間も朝9時から夕方17時までと、しっかりしてるイメージですが、騙されないでください。
体が鍛えれると言っても、使う筋肉は、扱う商品で決まってくるので、結果的にはよく使う筋肉だけが発達し、気づけばなんだかおかしな体の形になってしまうことも珍しくありません。
そして朝9時から夕方17時まで勤務すれば、しっかり帰れるというイメージは完全に間違いです。
繁忙期には残業なんて当たり前だし、何より倉庫内作業には、棚卸しという地獄のイベントが待っています。
参加した事ないけど。
当時一緒に働いてた人達から聞いた話の統計だと、棚卸しというのは大体深夜の2時頃に終ってたっていう事例が非常に多かったです。
朝の9時に出勤してですよ?
例えば時給1000円だったとして朝の9時に出勤して深夜の2時に終わるとすると、勤務時間は合計14時間。
あくまで一例ね。
全部が全部じゃないよ。
俺が聞いた人の話ね。
とはいえ、14時間も拘束されて14000円ってやばくないですか?
僕だったら14000円いらないんでその時間を他の事に使いたいって思っちゃいます。
「そんなこと言ってる時点でお前は甘ちゃんなんだ!!」って怒られそうですが、ほっといてくださいとしか言いようがありません。
これは辞めといた方がいいと思います。
百歩譲って1週間とかの短期間の勤務だったらまだいいのかもしれませんが、くれぐれも棚卸しだけは避けてください。
情報入力
これは以前の僕のブログでも言った事があるかもしれないんですけど、思考停止、並びに腱鞘炎になるリスクがかなり高いため辞めたほうがいいです。
どの辺が思考停止なのかと言うのは、実際やってみるとよくわかるのですが、とにかく渡された情報をひたすらエクセルやフォームなどに入力するだけの仕事なので、一度作業フローを覚えればあとは何も考えなくとも業務をこなしていく事ができます。
いっけん、音楽とか聞けるし楽じゃんと思うかもしれませんが、そう思うのは最初の方だけです。
作業に慣れてきて、その作業が延々これから続いてくんだと言う現実にふと気がづくと、「俺何やってんだろう、、」って、めちゃくちゃ面倒くさくなってくると思います。
そして何よりやばいのは、気づけばそれだけしかやってこなかった人生 っていう状態。
振り返ると、タイピングの速さと腱鞘炎による後遺症しか残りません。
あと、金銭面に関しては、物によって違うと思うんですが、僕がクラウドワークスでとった案件は、まるまる1週間くらいかかって報酬がたったの2万円でした。
副業だとしても、相当舐め腐った金額だと思います。
楽に稼ぐ、という意味を履き違えないようにしましょう。
守衛所
とある工場とか大きな倉庫とかで深夜一人で見回りや点検をするやつ。
マジで怖いです。
僕の経験談を話すと、19歳の頃に亀有にあったペンキ工場の守衛所で勤務していた経験があり、そこは結構広い敷地の工場でした。
事務所とか工場内とか色んな所に点検ポイントがあったのですが、ペンキが固まらないように、ぐるぐる回ってる機械の裏側とか、深夜の会社内の渡り廊下とかマジで不気味でしたね。
なぜか、朝方になるといつもラリってるような不思議な感覚にさえ陥りました。
見回り以外の時間は一人守衛所でゆっくりしてられるというメリットもあるのですが、真面目な早番のやつが仮眠所にいたりしたので、あんま気が抜けなかったですね。
拘束時間という言葉の響きが妙に不気味に聞こえてくる職種で、この仕事も絶対やめておきましょう。
テレアポ
これはもしかしたら人によりきりで、割と大丈夫な方もいるかもしれないのですが、僕はまるっきりダメでした。
やってるうちに、なんだか自分に嘘をついてしまうような人間になっていく気がしたのです。
理由は様々だが、やはりあのテレアポ特有のノリというかなんというか、そういうのが仕事だけではなく、日頃のコミュニケーションにまで派生してしまっているような気がしたんだと思う。
多分あの頃の俺は、普段つるんでいたラッパー仲間に対しても、なんだかテレアポみたいな軽々しいノリで接してしまっていたかもしれない。
そういう部分も器用に切り替えれる人だったらいいのかもしれないけど、ラッパーは常にリアルであることが大事。
常にリアルであるはずのラッパーが普段「お世話になっておりますぅ〜〜」みたいなノリになったんじゃ本末転倒だ。
割と時給が良かった仕事とはいえ、お金のために自分を見失うべきではないと思わせてくれた、ある意味貴重な経験だった。
それぞれの共通点
こんな感じでざっと5つのクソバイトである根拠を解説してきたが、共通点を見出すために今一度リスト化してみたいと思う。
- コンビニの店員
- 倉庫内作業
- 情報入力
- 守衛所
- テレアポ
時間と体力だけを消耗する仕事
やはり最初の結論通り、これらは只々時間や体力を消耗するだけのサラリーワークで、百歩譲ってテレアポはちょっとだけ違うかもしれないけど、他4つに関しては、自分のスキルや知識ではなく、ひたすら時間を売ってお金を与えてもらうだけの仕事なんだと思う。
俺的にはテレアポとか、なんだかもう人間としてのノリが全然ちげーって感じで、一生分かりあう事ができない感じだった。
AIで完結できそうな仕事
これらをまとめた結果、全てにおいて、別に人間がやらなくてもいい仕事に思える。
コンビニの店員って言ったってレジに立ったり、品出ししたり、検品したり、倉庫内作業だって基本的には検品やピッキング作業、情報入力だってうまい具合にプログラムを組めば別に人間がやらなくてもいいことくらい、ちょっとプログラミングをかじった事があればわかる。
守衛所の動きもそう。
なんだったら点検する作業自体を遠隔でAIに任せる事だってできるだろうし、テレアポに至っては既にそういうサービスを開発してる企業だってある。
要するにそれっていずれAIにもってかれんじゃね?
みたいな仕事は、逆にいうと自分がAIになってしまう、つまりはロボットみたいな日常を過ごすことになってしまう危険性があるということだ。
お金がないならまずは時間を投資しよう
上記の理由から分かる通り、貴重な自分の時間を切り売りするだけの様な仕事は、やめておいたほうがいい。
コンビニの店員として働き、自分が神様だと勘違いしている死に損ないのジジイから嫌がらせを受けて消耗してしまう心。
倉庫内作業で休み時間の12時と15時と、就業時間の17時になるのをただ心待ちにしてしまう日々。
情報入力でなんの学びもなく只々腱鞘炎になる手首。
お化けが出そうな守衛所。
胡散臭い歌のお兄さんお姉さんみたいな人がいっぱいで、そんな妙なノリに心が感染してしまうテレアポ。
そんな環境に身を置くこと自体が、時間を無駄にするだけの大きな機会損失なのだ。
だったらその時間を自分のために使ってみようじゃないか。
これは列記とした投資だ。
時間は金では買えないとよく言うが、その時間を投資すると言うのだからこれはマジで尊い話。
大事なのは学び。
例えその時間が1円もにならない時間だとしても、そこに学びや気づきがあれば、いつか大きなリターンとなり何かを得れるのかもしれない。
逆に時給1000円になる時間だとしても、そこに学びがなければ1円の価値すらない。
お金がなくとも時間は皆平等にある。
お金がないならまずは時間を自分に投資してみよう。
お金を投資するのはそれからでも遅くはない。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
僕が今まで経験してきた中で、これはクソだな!と思ったアルバイト5選でした。
他にも色々あるのですが、あまりいうと、知らぬまに誰かと気まずい空気になりかねないので、このお題に関してはこの辺にしておきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
kge
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