ドメインパワーとは Creatorが積み重ねていくべき信頼

ドメインパワーを上げる重要性

ちょっぴり長めの前書き

この記事は、本気で活動しているCreator達に向け書きました。

その中でも、俗にいう売れてない人たちへ。

なので、売れてる人たちにとっては全く響かない内容になってるかもしれません。

僕はこの数年、お金を稼ぐためにひたすらWEBのことを勉強してきました。

「なんでお前が急にWEB?似合ってねーよ。」と昔の僕を知ってる友達や先輩から茶々入れられそうですが、WEBを学んだ理由はシンプルで、家族5人を養うにはそろそろラップと週3程度のアルバイトだけじゃ厳しいぞという現実に、ある日直面したからです。

かといって、今更、毎朝スーツにネクタイで満員電車に乗るサラリーマン人生と言うのもなかなか現実的ではなく、かといってバイトの日数を増やしたところで稼ぎなんてたかが知れてる。

とてもじゃないが家族を養っていくことなんかできるわけがない。

さて、どうしようかなと思っていた時に、どうやらプログラムを書いて企業にWEBサイトを作ってあげることが出来れば、満員電車に乗る必要もなく、自分の部屋に篭りながら好きな時間でお金を稼げるんだと言う事を知り、本気で勉強し始めました。

現状まだまだ雑魚ですが、一般的なWEBサイトで実装されてるちょっとしたシステムくらいならプログラムを書いて動かす事ができるようになりました。

日頃、そんな環境でお金を稼いでると、もっとWEBに関しての本質的な部分が知りたい、そして、もっと自分の力でお金を稼げるようにビジネスを学びたいと思うようになり、誰に言われなくとも勝手に勉強するものです。

これはHIPHOPから学んだDIGの精神だと思います。

「こいつ意識高い系〜w」とか小馬鹿にされそうですが、意識高い系ではなく、意識高いで大丈夫です。

“系”はいりません。

さて、話を戻すと、なぜ本気で活動してる全国各地のかっこいい多くのCreator達が、俗に言う売れてる人になれないのか。

なぜ僕のCDの売り上げは昔から変わらずいまだに綺麗な平行線をたどっているのか。

結論を言うと、マーケティングができてないからだと思います

マーケティングとは簡単に言えば自分で作った商品を世間に知ってもらう活動のこと。

  • テレビでCMをうつ
  • 雑誌に情報を掲載する
  • 電車や新聞、建物とかに広告をうつ
  • スポンサーになる
  • 町でチラシを巻く
  • 無料キャンペーンを行う
  • ネット広告

など、やり方は様々で時代によって主流も変わる。

それをやったところで実際どうなるの?というと、例えば、渋谷駅構内に大きな広告をうって1日で1000人が僕の商品の存在を知ったとする。

その中の100人が実際にCDショップへ足を運び、そのうち10人が購入する。

この作業を色んな方法で続けていくのがマーケティングです。

あくまで自分はマーケのプロではないのでこんな端的すぎる一文だと「そんな簡単なものじゃない!」と本家の方々から言われてしまうかもしれないが、よりコストを下げて、より多くの人にリーチさせて、たくさんの人に商品を買ってもらうという事がいわゆるマーケティングが上手いという事だと言うのはあってる気がする。

という事は、売れてる人というのはマーケティングが上手にできてるという事でもある。

こんな事を言うと、実際に売れてる人は僕に対してこう言うかも知れない。

「え、、w 別に俺マーケティングとかしてねぇし、、w よくわかんなくて草 ww」

草の意味がよくわからないのですが、この文面から推測すると、マーケティングをしているのは、おそらくこの売れてる人ではない。

おそらくこの売れてる人の裏についてるバックボーンがそれをしている。

例えば有能な地元の仲間達、有能なマーケター、有能なプロモーター。

売れてる人には必ずといっていいほど、そういう存在が裏についている。

そういう存在が側近として売れてる人の周りにつき、一般人だった人間が、たちまち売れっ子になっていく。

もちろんそうなる根拠は色々あると思う。

ビジュアル、才能、環境、などなど。

有能な地元の仲間や有能なマーケターや有能なプロモーターから、金のなる木と判断され、プロジェクトが立ち上がり、それが成功したから売れてる人になれてるという事。

このロジックがわかってる人と、わかってない人で、売れてる人としての寿命がだいぶ違ってくるのだろう。

ちょっとざっくりしすぎて語弊があったらごめんなさい。

もちろん成功しないパターンもあるし、むしろ成功しないパターンの方が多いのかもしれない。

金のなる木と思ったけど、いざやってみたら違いましたと。

当たり前だが、金にならない木は、売れてる人にはならない。

もし自分が金にならない木なのにも関わらず、ずっとマーケティングやプロモーションを手伝ってくれてる仲間がいるなら、それはもうビジネスを越えた関係値。

損得勘定無しで生涯大切にした方がいい。

中にはそういうバックボーンを全く持たずして、自分の才能1本で売れてる人もいるかもしれないが、それは極めて異例なパターン。

そのポジションをとりに行こうとする行為は、ただの勝率の低いギャンブルになる。

元々人付き合いが苦手な僕も、人間関係とかめんどくさいし、大きなレコード会社に自分を売り込みに行くのも嫌だし、かといって、うまい広告の打ち方とか知らないし、何よりアーティストがそんな事をするなんてなんだかカッコ悪ーーい。

そんなクソチンケなプライドを持ち合わせながら、まるで虎舞竜みたいな極めて異例なパターンってやつを求めていた時期もありましたが、当然ながらそんなのはただのクソ甘な考えで、全くと言っていいほど通用しないし結果も出ていない。

でもまだまだ好きな音楽活動がしたい。

死ぬまで夢を追い続けたい。

突起したものがこれといってない分際でなんて強欲なやつだ。

しかし残念な事に、金にならない木は、どんなにかっこいい音楽を作ろうが、どんなに素晴らしい絵をかこうが、マーケティングができなければいつまで経っても金にならない木のままだ。

そして厄介な事にマーケティングには答えがない。

プログラミングみたいに、あーすればこうなるというロジカルな正解がないのだ。

さらには失敗することの方が圧倒的に多い。

僕に関して言えば、コラボ作含め、通産7枚のアルバムを出しては、色々試みてきたが、見事なまでに全て失敗に終わってる。

失敗というか、単純にマーケティングの概念すら、ろくに知らなかったというのが本当のところ。

つまり、7枚もアルバムを出しといて、いまだにスタートラインにすら立てていないんだという事を、最近になってようやく気づいたわけだ。

世間はうまくいってる部分のみに目が行きがちで、どうしても売れてる人をみては、彗星の如く現れ、颯爽と成功への階段を登った天才だと錯覚しがちだが、決してそんな事はないと断言できる。

あの売れっ子男子も、あの売れっ子女子も、みんな決して平坦な道のりではなかったはずだ。

そして、ジャンルを問わず、この世には、いまだに成功への夢を追いかけ、明日の自分を信じ、日々頑張ってるCreatorがいる。

もちろん僕も同じ。

じゃあ次のマーケティング戦略はどうする?

今までと同じように、アルバムを作り、YoutubeでMVを公開し、SNSで情報を発信してライブして宣伝活動を続けるか?

であれば残念だが、99%の確率で次も今までと同じような結果に終わるだろう。

それどころか、今までよりもさらに結果や数字が伴わなくなってくるだろう。

このやり方自体、もう完全に詰みまくっているのだ。

このやり方だけで結果を残せるのは、本当に限られた人たちだけ。

限られた人とは、僕的な言葉で言い直すとSNSの勝者たちだ。

またの名をWEB2の覇者ともよんでいる。

WEB2の覇者とは、YoutubeやTwitterやInstagramなどのソーシャルネットワークサービスで、とんでもない力を発揮してる人達。

つまり、売れっ子と呼ばれている人たちの事。

ブロックチェーンやAI技術の発展が目まぐるしい転換期とはいえ、WEB2の覇者たちは、まだまだその権威性が崩れることはないだろうし、彼らとて学びをやめているわけではない。

そもそも世の中の資金は自然と勝者に集まるような構造になってる。

これからさらに優位性を広げ、僕らのような持たざる者達との格差は広がる一方だろう。

しょうがない。

だって世の中そういう風にできているし、それが資本主義ってやつだ。

Twitterのいいね数やYoutubeの再生回数を見てるだけで嫌でも実感するはずだ。

さて、そんな絶望的な前書きはこの辺までにしつつ、ここからが本題だ。

皆さんは引き続き、SNSの勝者を目指していますか?

SNSの勝者になるにはどうしたら良いですか?

ブレイキングダウンに出て存在感をアピールするか、誰かからの奇跡のフックアップを信じて待つか。

例えば自分の作品が、たまたま和田アキコに聞かれてテレビでめっちゃ紹介されるとか。

それとも今まで通り、真面目にコツコツと140文字以内で情報を呟き、instagramでストーリーを上げ続けるか。

俺は思ったんです。

先が見えないにも程がある。

というかSNSにこだわる必要があるのか?

SNSは人と人の心を繋ぐ素晴らしいツールだと言うことは確か。

でも別にそれ以上の何かを必要以上に求めなくてもいいのでは?

そして決心したんです。

今持ってるkgetheshadowmen.comというドメインパワーを上げてやろうって。

まだまだ雑魚だけど。

では、なぜSNSが主流の今、あえてドメインパワーに注目をしたかを書いていきます。

あくまで自分の仮説ですが。

SNSの限界と仮説(未来予想)

気づけば令和5年。

海外では早くから実装されていたTwitter Blueがようやく日本でも使えるようになった。

周りの人達はあまりやってないけど、タイムラインを見ると名前の横についた青いチェックマークを稀に目にする。

お金を払うことでもう少し使いやすくなる」とか「お金を払うことでもっと楽しくなる」と言うようなオプション価値、またはサブスク要素が、従来無料で使えていた国内版のTwitterに提供された初めての事例だ。

おそらく今後は、InstagramやFacebook、LineにTik TokあたりもTwitter同様に色んなサービスを開発し、サブスクを導入してくる可能性もあるし、そうなっても全くおかしくはない。

あくまで自分の予想で何の根拠もない話だが、有料会員になるとアルゴリズムの観点では優位になる、といった状況になってくる可能性だってあるし、実際にそう予想しているSNSマーケの専門家もいる。

ちょっと待て。

アルゴリズムの構築において、有料会員か否かに重点を置かれたら、これまた大分話が変わってくる。

Twitterは僕にとっては数少ない有力なマーケティングツール。

2009年に始めてから今日まで、いくつものライブ情報や作品のリリース情報を、小さいながらコツコツと発信し、みんなに伝えてきた。

それがもし、今後は有料会員を優先的に上位表示するなんて事になったらどうなるか。

僕だけに限らず、主にSNSを基軸としてビジネスのマーケティングを行ってる経営者や、個人Creatorやアーティスト達も、自分の商品を売るために、やむなく有料会員に入らざるおえない。

だってインプレッションを見ると明らかに自分のTweet内容がみんなにみられてないから。

そんな状況がもしかしたら訪れてしまうかもしれない。

しかし、プラットフォーム側としては、そうなれば思惑通りのしてやったり。

Twitter Blueよりも値段が高く、さらに優位性が働くようになるTwitterプレミアムなんていうサービスをリリースしてくるかもしれない。

ほら。いってる側から、お金を持ってる人が優遇される構造。

逆に有料会員じゃないユーザーに対しては、入力できる文字数が100文字まで、とかやられる可能性だってある。

あくまで想像の範囲を越えない話で申し訳ないが、要するに僕が言いたいのは、現状全ての権限はプラットフォーム側に握られてるよって話。

大袈裟かも知れないけど、アカウントをバーンされて、これまで積み上げてきた相互フォローの友人関係や、自分を応援してくれてるフォロワーを1発で失うと言うリスクを常に背負いながら、情報を発信をしていると言うことだ。

「アカウントをバーンとか、、 私は道徳に反した発信はしてないから大丈夫 ^ ^」

そう思ってるかもしれないが、一つだけ言えるとすれば、道徳は時代によって変わる。

厳密にいうと、Twitterの中の道徳を決めているのはTwitter社。

ある日、ペットとの何気ない触れ合いを写真で投稿したら、それは動物愛護の観点に反する、と判断され知らぬ間にシャドウバーンされてる、なんてことが起きてしまう可能性も今後ゼロではない。

要するにバリバリの中央集権。

Twitterの世界ではTwitter社が一番えらいし、facebookやinstagramの世界ではMeta社がえらい。

もちろん検索エンジンの世界ではGoogle改め、Alphabet社が一番えらい。

これから進化していくai検索はMicrosoftが偉くなろうとしてるのかな?

つまり、いい発信かそうでないかはまずTwitter社やMeta社やAlphabet社が決める。

ユーザーに届き、いいねやリツイートボタンが押されるのはその後。

それでも今の時点では、特に影響はないしあまり気にしなくてもいいし、まあ問題なくやれてる。

しかし、本当に今後、全く僕らに影響はないのだろうか?

インプレッションの数が他からもみれるようになった今、少なくともTwitterでは、今後どんどん数字という概念が評価されていく構造になるかもしれない。

良く言えば実力主義。

悪く言えばすごく資本主義的。

今まで優位に立っていた人達がさらに優遇され、Twitterというプラットフォームの中にも格差が生まれていく、というかもうすでに生まれている。

わかっていた事ではあるが、改めて考えてみると、こんなにもバリバリ中央集権型のプラットフォームのTwitter。

元々強い人たちは良いけど、自分含め、そうではないユーザー達がどこまでこのレースに付き合っていけるのか。

そりゃ普段から万バズを求めているわけではないが、ここぞという時の大事な情報はやはり拡散されれば嬉しい話。

だが、現実そう簡単にはいかない。

一方では「おはよう」とか「GM」の一言だけでインプレッション5万も10万も叩き出してる人達だっている。

これが先ほど言ったWEB2の覇者だ。

こういう人たちはむしろ自分のフォロワー数よりも高いインプレッション数を、日頃から当たり前に叩き出している。

つまりそれはどういうことかと言うと、「アルバム出しますよ」とTwitterやInstagramに投稿するだけで、普通に何十万という人々に情報が行き届いてるということだ。

何十万人に情報が届いたということは、その中の1%に刺さり、購入してもらう事ができればば、その時点で販売枚数は何千枚になる。

1枚3000円だとすると、1000枚だとしても300万円の売り上げになる。

マーケターはそういう視点でものを見てる。

じゃあそういう人達と、僕らの違いは何か?

人気か?

顔か?

違う。

信用だ。

芸能人や人気アーティスト、はたまたインフルエンサーと言われる人たちは、これまでテレビやネットを使い、ファンに対して信用を積み重ねてきた。

だから今現在のポジションについている。

自分の力で信用を得てきたか、他人の力で得てきたか、また、その信用に持続性があるかないかは別の話になるが。

では、逆にまだ信用がないものたちは今後どう戦っていくのか。

このまま明日の自分を信じ、SNSで発信していくか?

今までならSNSの発信だけである程度情報は伝わっていたのに、気づけば渾身のリリース情報もインプレッション500から多くても数千程度。

もしそんな未来が待っているとしたらどうする?

むしろそんな思い、最近多くないか?

僕は素直に悲しい。

でもこれが現実だ。

売れていようが売れていまいが、本気で活動しているCreatorのリテラシーは高い。

今回ターゲットにしている売れてないCreatorたちは、俺なんかよりも、すでにこんな現実に気づいているのかもしれない。

だとすると、彼らは今後どう戦っていくのか。

やらないよりは、やった方がマシ、という感じで今まで通り細々と続けていくのか。

CreatorといってもHIPHOPカルチャーに限った話じゃない。

小説家にイラストレーター、そのほか0を1にする表現者全般のことだ。

ではそんな愛すべきCreatorたちが行き着く先とはどこか。

ふと、こんな未来予想というか、ちょっとした仮説を立ててみました。

いずれCreatorは、SNSから離れ、自分のドメインから得意分野を発信するのでは。

そう思った話です。

「自分のドメインから発信するってどう言うこと?」

「そもそも自分のドメインって何だ?」

説明します。

自分のドメインから発信するとは、お金を払い、サーバーをかりてドメインを取得し、ネット上の拠点となるWEBサイトを作る。

そして自分にとって優位性のあるもの、得意分野、それらを駆使した有益な情報を発信し、SNSのフォロワー数ではなく、検索エンジン上のドメインパワーで信頼を得てく方向に向かうのではないかなと、そう思った話です。

ドメインっていうのは、簡単に言えばURLの部分。

僕でいうところのkgetheshadowmen.comがドメインに当たる。

今みたいにプラットフォームが用意したURL、例えばhttps://twitter.com/〇〇とか、https://www.instagram.com/〇〇ではなく、Creator個人が独自のドメインを取得し、発信していくという仮説だ。

サブスクが当たり前になって、優位性とかくわえてくるなら尚更。

同じ金額を払うならサーバー借りてドメインとっちゃえという事。

一昔前の.comバブルとは違い、Creatorが検索エンジンに参入してくるっていうイメージ。

つまりはネット上に独自の拠点を持ち、情報の発信活動をしていくようになるという事だ。

勿論Twitterの気軽に呟ける体験っていうのは、今後も残り続けると思うし、引き続き、やらないよりやっとくかくらいのポジションはキープし続けるだろう。

Instagramもそう。

そういった既存のアプリが構築してきた価値や体験が今後無くなるとか、使わなくなるとか、そういう話ではない。

でも考えてみてくれ。

SNSの情報というのは常に流れ続けてる。

つまり発信したコンテンツは基本的には使い捨てということだ。

ユーザーは流れ続けている情報を、キャッチしなくてはいけない。

まるで回転寿司みたいに。

そんな節操のない場所に果たして本気で活動するCreatorたちがいつまで依存していられるだろうか。

Creatorは発信している言葉ですらクリエーティブであるというのに。

そしてなぜ、先ほど触れた独自ドメインに移行していくという仮説に至ったのか。

理由を以下で解説します。

飽和したメディアプラットフォーム

仮説に至った理由を、できる限りエビデンスを加えながら以下にまとめます。

  • ネットメディアのプラットフォームがありすぎて飽和しまくり
  • 大事な情報発信もライン工のように流され埋もれる
  • 本当にあなたの発信を必要としてる人に届かない
  • フォロワー数の信頼性が下がってる

詳しく解説していきます。

ネットメディアのプラットフォームが多すぎて飽和しまくり問題

今、ネットメディアとなるプラットフォームが世に溢れかえっている。

あちらをみてもこちらをみても、色々なネットメディアのプラットフォーム。

SNS メディア 表現者

https://www.comnico.jp/we-love-social/sns-users

皆さんご存知のLineにYoutubeにTwitter、若い世代に大ウケのTik Tok。

視覚での情報提供に特化してるのがInstagramなら、30代後半から40代50代と割と年齢層が高いユーザーが多いイメージのFacebook。

でも、実はFacebookも20代のユーザーが普通にかなり多いとか。

そんなこんなで、他にもあんなメディアにこんなメディア。

僕が今書いてるBlogだってメディア、あれもメディアでこれもメディア。

メディアメディアメディアメディア。

90年代にWindowsやMacが世に出始め、企業のペライチのホームページを見て情報を得る事しかできなかったWEB第一世代から、あれよあれよという間に、気づけばみんながSNSで自分の意見を語ったり、知ってる情報を共有し合うという事が、この十数年でごくごく当たり前の世界になった。

2022年度SNS利用動向に関する調査

言い方を変えると、ネットメディアのプラットフォームは完全に飽和した。

俗にいうレットオーシャンの中で、それぞれジャンルは違えど、野心に溢れかえる人たちが、いろんなネットメディアのプラットフォームを活用し、情報を収集しながら、毎日毎日発信しています。

もちろん僕だって同じ思いです。

僕ら表現者にとって、誰でも夢を掴むチャンスがある、と言う部分に関してはこれ以上ないメリットだし、これからも別に抗うことはない。

むしろそれこそがSNSの醍醐味。

だが、ユーザーが増えれば当然競争も激しくなる。

競争が激しくなれば、皆の目に留まる確率は減る。

当たり前の話です。

大事な情報発信もライン工のように流され埋もれる問題

もう一度言うと、情報収集や発信が誰でも簡単にできると言うのがSNSの最大のメリットです。

しかし、年々それぞれのプラットフォームのユーザーは増え、情報は溢れ返り、表現者たちの思いや新作のリリース情報はタイムライン上に流され、届くべきユーザーに届く前に埋もれていく。

今おそらくそんな状態になってるのだと思います。

特にエビデンスはありませんが、最近導入されたインプレッション数とか見てると、フォロワーに全くリーチしてないという状況が嫌でもわかるので、このロジック自体は否定できないと思う。

だからこそ、常に行動してる人たちが強い。

行動してる人が強いというのは今も昔も変わらないが、それより何より変化するペースがここ数年、バチくそ早くなってる。

お前は行動してないからダメなんだ!って言われちゃうかもしれませんが、正直50セントが出てから、THE GAMEくらいのスパンが普通の感覚だった僕にとっては、最近の入れ替わり立ち替わり感のペースが早すぎて、追うにはちょっと厳しい。

次から次へといろんな新しいコンテンツ、また明日も新たなコンテンツ、コンテンツコンテンツコンテンツ。

年を重ねると、やることもやりたいことも増えるし、全く追えない。

そんな昨今、正直SNS上で勝負していくのはちょっと無理ゲーかなと思いだしてる次第です。

本当にあなたの発信を必要としてる人に届かない問題

逆に情報を得る側の視点で考えてみると、「あの人フォローしてるのに、全然追えない、、」とか、ふと気がつくと、「3日前くらいにリリースしてためっちゃ大事な情報見逃してた、、」など、結構頻繁にありますが皆さんどうでしょう。

百歩譲って、Twitterに関しては、まだフォローとおすすめで分かれてるし、リストっていう機能もあるし、自分はフォローしてる人数を意図的に減らしてるので、なんとか大丈夫だったりしますが、何よりひどいのがfacebookとinstagram。

タイムラインの一番上に出てくる投稿日も時間もバラバラ(facebookの使い方あんまわかってない)。

instagramもフォローしてる人数が200くらい行くともうダメ。

タイムライン追うって言ってもせいぜい10件とか頑張っても20件くらい。

情報を得るにも、発信するにも、タイミングが大事になってきたという事なのか、いずれにせよ応援してるアーティストやCreator、はたまた尊敬してるビジネスマンたちの最新情報を見逃しちゃうのは結構残念だったりする。

であれば、これは発信者側にも同じことが言えると思う。

いいタイミングでリリース情報を発信しないと、せっかくフォローしてくれてる人に届かない。

これはこれで結構な問題だ。

フォロワー数の信頼性が下がってる問題

フォロワー数の信頼性が下がってきているのは今に始まった話じゃない。

炎上で数字を上げる人、フォロワーを買う人、ステマする人。

フォロワー数 = 信頼と考えるのは、もはや一昔前の話で、今の時代にそう考えてる人達は、もはや情弱の部類に入ってしまう。

とはいえ、誰でもフォロワー数が増えるのは嬉しい事。

発信をして共感を得てフォロワーを獲得する、というゲームは一つの文化として、これからも残り続けると思う。

それでも、フォロワー数何万人!という言葉の響きに昔ほどのパワーはなく、思ってた以上に脆弱なものなんだなと、ユーザーはすでに気づいてるっていう話。

この件に関して、エビデンスとまではいかないが、たまたま見つけた2021年に投稿された東洋経済の記事が面白かったので共有しておきます。

「インフルエンサー」への信頼感が弱まった理由

解決策はドメインパワー

ネットメディアのプラットフォームが飽和しているという事実をベースに、いろんな問題点をざっと解説してきたが、結論、Creatorにとってドメインパワーという概念がそういった問題を解決するのかなと思った次第です。

今SNSが主体となったWEB第2世代はCrypto系企業の参入により少しずつ転換期を迎えてると、僕はよくお伝えしています。

今回WEB第3世代の話は割愛しますが、これからさらに、今まで以上にネットの世界が僕らの生活と密接な関係になってくるのは確実です。

先程、SNSでマネタイズできる層がかなり狭まってくるのではないか、という仮説をお伝えしましたが、その狭まった中に食い込んでいきたい、もしくは違ったアプローチで勝負したいなら、その前にあるメディアを強くしなくてはいけないと考えています。

その前にあるメディアを強くするとは?

それがドメインパワーの向上です。

ここで、僕が今回出した仮説を一旦まとめるなら、このままSNSという名の、競合ひしめく無料の無理ゲーワールドで、僕らが消耗し続けるのはあまり得策ではない。

それより、自分でお金を払って自分だけの発信場所、しかも基本アンチは不在の応援してくれてる人しか観にこない発信の場所を作る。

SNS上のコミュ力があまり高くない本物思考のCreator達を中心に、ここのニーズは今後かなり増えていくと思う。

では、今これをみているSNS上のコミュ力があまり高くない本物思考のCreator達にとっての朗報になるような自分の未来予想を一つお伝えしておきます。

良質なコンテンツは資産になる

なぜ、僕らはTwitterやinstagramやYoutubeにfacebookを使い、こんなにも毎日発信し続けるのか?

そしてなぜ僕は、売れもしないアルバムを、懲りずに何枚も何枚もリリースし続けるのか?

結論は、資産になっているからです。

「資産って、、笑 Twitterのつぶやきなんて売れねーし w」

といった意見が聞こえてきそうですが、ジャック・ドーシーの初ツイートのNFTが数億円で落札された話ではないのでご安心ください。

僕がここで言いたいのは、資産とは決して金融商品だけではないということ。

趣味のカメラで撮った綺麗な写真だって、撮影した人にとってみれば立派な資産だし、誰かがコツコツ書き溜めてる4コマ漫画だってその人にとっては資産。

登山家にとっては山に登ったと言う経験こそが資産だし、もっと言えば、家族や今まで出会った人達との繋がりだってお金じゃ買えない資産だし、極論、自分の体が何よりの資産。

今例に挙げたのは物理的なものですが、デジタルの世界にも資産は存在します。

例えば日々のTwitterのつぶやきだったり、Lineで繋がってる友達だったり、instagramやfacebookに投稿してるコンテンツだったり。

どんなにくだらないコンテンツで、いいねが0だろうが、自分の中でそこに何かしらの価値があるならば、それはもう自分の中では資産になっていると僕は考えます。

ずいぶん大それた物言いだが、要は「思い出」と言う名の資産。

勿論それだけではない。

一番大事だと思うのは、自分がこれまで発信してきたコンテンツにより、積み重ねてきた信頼

フォロワーというのはその信頼を数値化した一つの指標だと思ってます。

ちなみにお金で買ったフォロワーは、資産ではなくただの数字。

とどのつまり、僕らは限られた時間の中で日々発信を続け、いろんなところで見えない資産と言うものを積み重ねているんです。

自分なりの資産を形成してると言う意識を持ち、発信内容に対して自分なりに価値をつけ、どんなにふざけた内容でも、どんなに下ネタばっか呟いてても、そこに少しでも世間にとって有益な何かがあれば、と内心、心がけている人もいると思う。

そういうクリエーティブな思考を持つ人たちが、今後、SNSのフォロワーよりもドメインパワーを育てることに注力する、そんな未来予想。

なかなか素晴らしい未来だと思う。

SNSの勝者達

こんなに色んなメディアがある中で、なぜ自分のメディアを、つまりドメインを持つことが重要になってくるかを書いてきましたが、中にはこんな考えに至る人もいるはず。

「俺は今使ってるYoutubeとかSNSで十分だから別にドメインなんて持つ必要はない。」

確かに、ごく一部の、今あるメディアでうまくやれてる人達、つまりSNSの勝者であれば、わざわざお金と時間をかけてまで、自分のメディアを新たに作る必要はないかもしれません。

むしろそのまま頑張りつつ、さらに自分の状況をよくしていければ全然いいと思います。

いや、本当にすげーなって思うし、正直スーパーサイヤ人だと思ってます。

逆にいうと、そういうスーパーサイヤ人達が頑張ってるからこそ、自分がいる大元のレイヤーのマーケットが広がり、少なからず恩恵を受けていると思っています。

さらなるご活躍を期待するばかりです。

では、今これをみてるみなさんは実際どうですか?

スーパーサイヤ人ですか?

事実ベースで考えると、スーパーサイヤ人なんてほんの一握りで、自分含め、ほとんどの人がそんな事はないと思います。

そんなの当たり前っちゃ当たり前だし、別にそんな深く考えてないよ、とか、そもそもそういう発信とか全然興味ない、という人もいると思います。

そう言う人は、そもそもここまで読んでないと思うので一旦さておき、ネットをうまく使って自分の商品を少しでも売っていきたい、だけどなかなか結果がついてこない、と思う人たちが今ここまで記事を読んでくれてると言う前提で、以後これまでの話をまとめていきたいと思います。

スーパーサイヤ人はやばい。

まとめ

色々あーだこうだ書いてきましたが、要は、SNSでイマイチ手応え感じないなーと思ってるなら腹括ってドメイン取得して自分のメディアを作り、思うことや自分の作品の商品価値、自分にしかない経験なんかを発信してく方法も全然アリだよねってことです。

これだけ情報に溢れてる時代。

皆が大体同じ事を言ったりやったりしている中で、何を言ったかやったか、ではなく誰が言ったかやったかがこれから重要になってきます。

つまり、今後は、信頼とか信憑性や権威性がとても重要になってくると言うことです。

信頼性を得るという作業をこれからして行く中で、もしかしたらSNSを頑張るよりも、ドメインパワーを育てる方に振り切った方が長期的に考えると価値があるのでは?と思った話でした。

ただし、それはかなり茨の道です。

ドメインパワーを育てるには常にWEBサイト内でコンテンツを投下して行く必要があります。

いろんなやり方があるかとは思いますが、一番わかりやすいのは今僕が頑張ってるBlogとか、そう言ったキーワード狙いのコンテンツがいいのかなと思います。

このBlogでは特にキーワードは意識していませんが。

ただし、茨の道とは言いましたが、すでにAIで自動記事作成ができる時代の中、人間が書く記事というのは優位性や信憑性、または権威性というものがとても重視されていきます。

そして最後は人間性。

それらを評価するGoogleクローラーにしても、確実に年々その精度は上がって行くでしょう。

だからこそチャンスだと思ってます。

今まで培ってきた経験や信頼は自分にとっての資産です。

そんな大事な資産を、SNSで気軽に発信し、回転寿司のネタように扱ってしまうのは、さすがに勿体ないなと。

その資産は自分のものではなくプラットフォームのものになってしまう。

大事な資産は無料のプラットフォームからではなく、自分のドメインからしっかりとアウトプットし、換金していく、これをお勧めします。

人間性垂れ流しでドメインパワーを上げていきましょう。

おまけ

自分が経営してるWEB制作会社で作成した、ドメインを取得して自分のWEBサイトを作る方法をまとめた記事になります。

バリバリ広告貼ってたりアフィリエイトリンクを貼ってたりしますが、サーバー設定に必要なもから料金の比較まで詳細に書いてありますので、興味持たれた方はぜひ参考にしてみてください。

初心者向け レンタルサーバーでドメインを取得しWEBサイトを作る時の必要手順 比較など

最後までご覧いただきありがとうございました。

kge

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